BLACK ESCAPE

Roppongi Express所属 / 強豪選手たちに囲まれもがき苦しむ日々をブログに

パラチノース

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クニがチームに供給してくれたパラチノース
なんというか、単純なプラシーボ効果なのかもしれないし、たまたま調子が良い日だったのかも知れないし、まだ摂取して4日目だし、格段に何かが違うというものでもないが、この体感しづらい何かが体の奥底でジワジワと効いている気がする。それがパラチノースのおかげなのか違うものの影響なのかは明確に分かっていないながら、同じタイミングで摂取し始めたチーム員が軒並み同じ様な感想を発しているというのが面白い。レビューにはせめてもう少し時間をかけて判断すべきなんだろうけど、とにかく「何か」が違うというのが現時点での感想。この「何か」についてはもう少し具体的に文章化できる様になってから書く事にしよう。

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09.13(金)Zwift / 52'34 31.5km 616KJ 67TSS
仕事〜打ち合わせまでの合間時間に。たまたま程良いグループライドがあったので適当にエントリしてノーアップで参加。1.5分程の登りがある周回コース。いつからかグループライドで勝手に抜け出すと60秒のカウントダウンと共に強制退去させられるので野蛮な人達がいなくなった。いい機能だ。おかげで一周目は何事もなく終わりだと思っていたらスプリント区間が一箇所ある事を知る。完全に反応が遅れて6位くらいで通過。せっかくなので次から狙っていく事に。

二周目のスプリント。登りで集団から6名が抜け出しそのまま下り〜平坦へ。最後は自分の前に2人、後ろに1人の計4人で終盤のペースアップ。残500mくらいから徐々に出力上がってラストスプリント開始、と思ったら自然と皆いなくなってそのまま先着。Max 700wちょい。三周目も道中は同じ様な展開で最後は3名。自分から仕掛けていき2秒差付けてこちらも先着。最後は自主的にもがいてMax 916w。

Tacxではダンシングのスプリントするとフレームがギシギシ鳴るのでシッティングオンリーにしていて、シッティングでのもがきが苦手な自分としては悪くない数値。四周目は時間的にラスト周回だったけど、打ち合わせ行かなければならないので残り8分を残してDNF。The ホビーレーサー生活。夜は飲み屋の知り合いの引越し手伝い。まるで夜逃げ。

09.14(土)外練 / 2:04'42 53.4km 1,043KJ 130TSS
早起きして仕事を4時間程。中々スムーズに作業が進んで昼過ぎから外へ走りに。本当はロング行きたいけど10月入るまでに何とか仕事を落ち着かせる事を優先にしたい。2.5時間くらい走って帰宅後も夕方から夜までカフェにこもって過ごした。

そしてこの日は超が付くほど踏めた。身体が軽くて疲れ知らずな状態でレース当日にこのコンディションだったら最高だなという感じの日。そうなると走っているのが楽しくなるのでそのまま仕事捨ててロング行ってしまおうかと思うくらい高揚した時間だった。危ない。せっかくの三連休、今はロングより仕事を前倒しでガンガン進めるのが優先。割とボリュームのある4つのプロジェクトが同時進行って中々ハードだなと今更気づく。

09.15(日)外練 / 1:59'36 53.5km 1,039KJ 136TSS
この日も仕事が優先だけど午後から雨予報なのでトレーニングを仕事の前に。結局一日中降ることは無かったけども。昨日と同じコースへ繰り出すと自転車乗りがわんさかいる。オリンピックの模擬レース後を除いては今年一番の多さ。この日も割りかし調子が良かったので前にいる人&集団をターゲットに淡々と。アップダウン中の坂は全て上げ目で走る。散々走ったコース内の二箇所でStravaのPR。いい感じ。

中盤から終盤にかけては同じ様なペースの3人くらいと自然な一塊になっていて最後まで出し切って終了。時折、自転車界ではあるあるな「抜かされた瞬間急に張り付いてくる奴(ら)」に何人も遭遇したけどそういう人達は完全に無視する事に決めた。隣を車が走っている都内の道でそういう事をやる様な人達とは1秒も絡むべきではない。無言で後ろにくっつくのはまだしも毎回遅れるのに「信号待ちで必ず先頭に割り込んでくる」とかどうなのよ。最後は怒鳴られてたけど。

なにはともあれ追い込んだ練習が出来たのでこの日は◎。アルマジロを意識したエアロポジションもなんとなく板に付いてきた。共通語の様に書いてるけどアルマジロ意識してるのなんて自分くらいか。

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夜は一ヶ月ぶり?に近所の叙々苑
確かに美味いんだけどキク家の近所にある焼肉屋が圧倒的に美味すぎてどうしてもそこと比較してしまう。あそこより美味い焼肉屋には未だ出会えず。うちの近所にも欲しい。

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出版記念パーティー

昨夜は高岡さんの出版記念パーティー&世界選手権報告会へ参加。札幌の帝王、木村くん以外のチームメンバーが久々に集結するので非常に楽しみだった。パーティー前に高岡さん宅に寄って大量のビールを会場へ運びつつ、キクから同じく大量の補給食(SIS)を頂く。まだ静かな会場でしばしの談笑を楽しみいざ19時開演。総勢50名弱くらいかな?高岡さんの音頭で乾杯。

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マチュア界で著名な面々の姿もある中、自分は小・中の同級生である馬場&その職場の先輩である門脇さんと同じテーブルで談笑。ちなみに前日にキク・シノ・赤根という懐かしメンバーで9時間程飲んでいた代償が大きく完全な迎え酒というコンディション。そんな状態なので最初はチビチビ飲むかと思っていたけどヒューガルデンが美味しいので結局は普通に飲んでいた。お酒も進んだ頃には高岡さんの世界選手権報告が行われていたり、参加者から集められた質問に答えていたり。

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事前に「バシから一言よろしく」と伝えられていた項目があったのだけど、タイミングの悪い電話により完全に会場から離れてしまっていた。代わりに永瀬さん遠藤さんが回答してくれていたらしく。すいません。。。いや、むしろ自分が回答するより良かった様な。高岡さんのサインを初めて拝見。

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その後も談笑で盛り上がりつつ、後半からは馬場のコミュ力に支えられながら同じテーブルにいた数名の方々とも自転車談義を楽しんだ。決して人に何かを伝えられる程強い選手ではないんだけど、それでも質問された事には出来るだけ丁寧に回答し、出来るだけRXで教えてもらった事を周囲の人達へ共有。もっと早くから色んな方と話が出来れば良かったんだけど、そこは人見知りが邪魔をするので毎回こういう場では同じ後悔を抱えて終わる。

イベントの最後は各景品の無料配布。スペシャサコッシュやAirFitのTシャツ、自転車小物などが色々とある中で最大の目玉がPioneerのCA600。なんとも豪華な景品だ。そしてこのCA600をその会場内で誰よりも熱望していた馬場(まさにこの日CA600を買おうとしていたタイミングだった)がまさかまさかのサイコンゲット。この奇跡的な出来事には本人だけでなく自分も無駄に興奮してしまった。馬場はその興奮冷めやらぬままちゃっかり高岡さんと写真を撮っていたり。至れり尽くせりとはこういう事か。

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サンボルトさんからもRXキャップ(ヘルメットの下に被るもの)が提供され、会場を後にする参加者全員へ無料配布されていた。ちなみにこのアイテム、チーム員は誰も持っていないうえに自分はキャップの存在をこの時初めて知ったくらい。チーム員が持っていないチームグッズをチーム員外に無料配布。なんと。

そのままお開きとなり各自はそれぞれで二次会へ。チーム員はみんな高岡さん宅へ向かって行ったけど自分は馬場を置いていくのもあれなので馬場の終電まで個別でサシ飲みへ。ここでも自転車談義が止まらずあっという間の二時間。とりあえず新しいフレームの購入意欲を掻き立てるだけ掻き立てておいた。

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その後はチームでの二次会を終えたキクと再合流して品川へ移動。二日連続同じ店で飲み明かす。昨夜の後半の記憶を二人共が失っていたのでもはや確認作業。自転車に限らなずくだらない話をいつもの様に続けて気付いたら深夜3時になっていた。キクとも別れタクシーで帰宅。最後は運転手が小道を間違えたのに便乗して馴染みの居酒屋へ寄り道してしまった。泥水まみれの常連に絡まれながら小一時間飲んで帰宅。そういえば佐藤さんに「いつも飲んでるイメージ」と言われたな。

結局昨夜の迎え酒はどこえやら、
出版記念パーティー @六本木 → 馬場とサシ飲み @六本木 → キクとサシ飲み @品川 → 一人飲み @世田谷
と普通に飲み明かして終わった。

表現が難しいけどこの日は年に何度か訪れる「決して酔い切らずほろ酔い状態で永遠に飲める無双モードデー」だった様子。おかげで3時間寝ただけで翌日は二日酔いも皆無。まあそれは別として本当に楽しい夜だった。一緒に自転車を走ったわけではないけど、やっぱりチームメイトと色々話せば刺激も受ける。

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チームだけでの飲み会も楽しいけど、たまにはこういったチーム関係ない大人数での飲みも良いものだ。また同じ様な機会があったら絶対参加しよう。

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沖縄TRIP

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毎度の事ながらキクと二人の男旅。仕事して自転車乗って飲んで寝るの繰り返しで過ごす時間。相変わらずな4泊5日で金曜から火曜まで。一応の名目は出張。

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1日目

早朝の便で出発して9時前には那覇着。いつもお世話になっている現地の人から車を調達してそのまま古宇利島へ。レンタカーと違って空港で自転車など積めるので非常に楽なうえ時間効率も良く、自転車を乱雑に扱われるストレスも皆無なのでもはやレンタカーとか使いたくないレベル。一昨年のツール・ド・おきなわをきっかけに沖縄来る度に車を貸してもらっている様な気がする。感謝。

08.30(金)63.3km 1,346KJ 137TSS 793m↗︎

古宇利島で昼食&仕事。このカフェも毎回来ていて景色含めゆっくりと仕事をするには最高の環境。月末関連の処理などをしつつ2時間ばかりを過ごし、その後は少し自転車乗るかと140kmスタート地点の道の駅へ移動。自転車組み立てて「国頭〜普久川〜奥〜国頭」へ向かう左コースを。走り終わって夜は沖縄料理+民謡をつまみに自転車談義。

2日目

58号線を20km程走って一昔前の勝負所だったらしい「東」方面へ。そこから峠を越えてTdOのコースを逆走。「58号線〜東〜有銘〜慶佐次〜学校坂〜普久川〜58号線」というルート。とにかく58号線以外はアップダウンしかない。登っては下り、登っては下りを永遠と繰り返すのみ。苦手ジャンルの精神修行といったところ。

08.31(土)133km 2,347KJ 214TSS 1,258m↗︎

普久川の逆側を終えて宿までの海岸線40kmはもはや気合いで。夜はこの日も沖縄料理で、TdOのチーム打ち上げ会場となる名護曲で夕食を。暑さで体力失ってあまり酒も進まず、23時頃には大人しく就寝。

3日目

この日も9時頃に宿を出発して昨日の逆コースで「国頭〜普久川〜学校坂〜慶佐次〜有銘〜東〜国頭」。起床時から非常に体が重いうえ、最高気温41度という暑さ、同時に股ズレ発生で最初の5秒から色々と辛い。道中の95%は精神的な瀕死状態で、股を気にしながら夜飯だけを楽しみに辛く長い道を走り続けなんとかゴールまで辿り着く。

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最後の海岸線沿いの平坦は180wが限界な程死にかけていた。日中に水分取られ過ぎたのか起床時にトイレ行ったきり、次に尿意が来たのは13時間後の21時。体のダメージが半端ない。

09.01(日)103km 2,100KJ 204TSS 1,547m↗︎

夕食は焼肉。割と高級肉だった様で二人で¥25,000。満足してその後は3日連続で来ている地元の居酒屋へ移動し、この日行われている世界選手権の速報を待ちながら飲む。

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一昨年に世界2位となったチームのボス高岡さんが今年も3位で世界の表彰台に。同時に19-34カテゴリではSBC紺野くんが同じく3位表彰台。世界という舞台の表彰台は異次元すぎて自分には想像すら出来ない。登りの無いド平坦のコースでも表彰台をきっちり掴み取るのは尊敬以外のなにものでもない。

4日目

TSB-50。起床時から身体が激重で股ズレもピークな満身創痍状態。平日なので午前は仕事中心。その前に名護で朝食を食べて仕事、その後に古宇利島へ移動して仕事。

09.02(月)54.9km 1,289KJ 122TSS 1,003m↗︎

13:30くらいから自転車に。今日はキクと分かれそれぞれ別々でトレーニングする事に。自分は「普久川〜学校坂〜裏普久川」の往復ルート。裏普久川ダムは7.8km 4.2%と中々の坂で、このルートを往復するだけで50km 1,000m↗︎が目指せる。

通常のダムと同じく10%超えも多々あるので非常に苦手分野ながら、苦手苦手と言ってないで山と戦わなければ。登りと下りだけの往復路を淡々と走って最後は58号線で970m。中途半端なので獲得1,000m超える様に普久川を逆走(通常ルート)してお終い。

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夜は4日連続で通った沖縄料理屋。地元民が多く観光客のうるささが無いので非常に快適。融通も利かせてくれたりして飯も美味い。

最終日

若干の二日酔い。なんとか起きてチェックアウト前にモーニングライドへ。海岸線の平坦を走って足を回すのみ。この三日間で蓄積された疲労を軽減するのにちょうど良いライドだった。

09.03(火)26.4km 382KJ 30TSS 89m↗︎

宿に戻ってVengeをシーコンに詰めて帰宅準備。朝食の後は沖縄らしさをまるで感じないコメダ珈琲で一仕事して旅終了。最後に沖縄そばで〆。

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今回の旅は過去の中でも圧倒的にお酒が控えめで、日々24時には寝て翌朝は二日酔いも無いスッキリとした毎日だった。代わりに自転車が充実してある意味合宿の様な内容に。登り疲れて疲労感満載だけど終わってみれば充実した5日間となった。まぁ男旅が充実してるのはいつもか。

さて、次はどこに出張行こうかな。

まだ帰りの機内だけど。

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