自転車系のオススメ書籍17選(小説・コミック編)
たまには小ネタでも。
これまで、ネットで「ロードバイク 本」なんかで調べて出てくるものは全て読み尽くしたと勝手に自負している。かもめチャンスやシャカリキの様な昔のマンガから南鎌倉高校女子自転車部みたいな女性向けマンガなんかも。
なお、各書はあくまで主観で成り立っているので「何であれが入ってないの?」という本もあるかも知れません。例えば自転車ブームを生み出した「弱虫ペダル」。これは途中まで読んでいたけど、一年目をそのままトレースした様な二年目の展開に激萎えし、それ以降全く読まなくなってしまったので純粋にオススメ出来ないため除外、など。
小説・コミック編は娯楽として楽しめるもの、スキル・トレーニング編は実用書として取り入れられるものが中心です。まだ読んだ事ないものがあればぜひ。
ーーーーーーーーーーーーーーー
小説・コミック(計7冊)
ーーーーーーーーーーーーーーー
▼ エスケープ 2014年全日本選手権ロードレース / 著者:佐藤 喬
2014年の全日本選手権ロードレースを舞台としたノンフィクション小説。実際に出場した選手へのインタビューをもとにその時の心理や思惑、チームとしての動きなんかが詳細に描かれているので非常に面白い。競技思考でなくともレースの舞台裏を感じれる良書。
ーーーーー
▼ アタック 2015年全日本選手権ロードレース / 著者:佐藤 喬
エスケープの続編という位置付け。続編というよりエスケープは「2014年」の全日本選手権、こちらは「2015年」の全日本選手権を描いている。レース中の舞台裏はもちろん、レースに挑むまでのチーム事情や選手それぞれの思いなんかも描かれている。前作に次いでこちらも良書。
ーーーーー
▼ 銀輪の覇者(上下巻) / 著者:斎藤 純
近代ロードレースを描いた作品とは一線を置き、遥か昔の自転車レースを舞台にした小説。まだチームプレーなども成立せず主に個人戦、そしてタイヤを背中に背負って走っていた時代の話。今とは全く異なるレース展開やレース中の会話なんかが面白くて長編ながらスラスラ読んでいける。
ーーーーー
▼ セカンドウィンド(全3巻) / 著者:川西 蘭
青春小説。正直、青春小説というジャンルはあまり好きでは無いんだけどこれは楽しめた作品だった。一人の青年が自転車に出会ってそこから成長していくというありきたりな内容だけど読み物としては決して悪くない。大人よりも同世代の自転車乗りが読むと面白いだろうと思う。
ーーーーー
▼ 競輪王ゼロ(全6巻) / 著者:山本 康人
競輪コミック。あいつは終わったと言われた一人の競輪選手がもう一度復活して競輪王を目指すという内容。言葉で書くと大して面白そうに見えないが、読み始めるといつの間にか全6巻読んでいた。
ーーーーー
▼ サイクリーマン(全3巻) / 著者:原田 尚
ポタリング系のコミック。どちらかと言えば競技志向の自分がなぜこれをお薦めするのかは自分でも分からないんだけど、「一番最初に自転車を始めた時ってこんな感じだったなぁ」という思い出と共に楽しく読めた。「ろんぐらいだぁす!」のサラリーマン編みたいな感じ。
ーーーーー
▼ のりりん(全11巻) / 著者:鬼頭 莫宏
こちらもポタリング系のコミック。サイクリーマンと同じく「競技」ではなく「純粋な自転車好きの日常」を描いている。自転車仲間が増えてみんなでロングライドに行ったり、新しい自転車を手に入れたり、まるで競技へ足を踏み入れる前の自分を見ている様。
+ + + + + + + + + +