自転車系のオススメ書籍17選(スキル・トレーニング編)
たまには小ネタでも。
これまで、ネットで「ロードバイク 本」なんかで調べて出てくるものは全て読み尽くしたと勝手に自負している。かもめチャンスやシャカリキの様な昔のマンガから南鎌倉高校女子自転車部みたいな女性向けマンガなんかも。
なお、各書はあくまで主観で成り立っているので「何であれが入ってないの?」という本もあるかも知れません。例えば自転車ブームを生み出した「弱虫ペダル」。これは途中まで読んでいたけど、一年目をそのままトレースした様な二年目の展開に激萎えし、それ以降全く読まなくなってしまったので純粋にオススメ出来ないため除外、など。
小説・コミック編は娯楽として楽しめるもの、スキル・トレーニング編は実用書として取り入れられるものが中心です。まだ読んだ事ないものがあればぜひ。
ーーーーーーーーーーーーーーー
スキル・トレーニング(計10冊)
ーーーーーーーーーーーーーーー
▼ 土井雪広の世界で戦うためのロードバイク・トレーニング / 著者:土井 雪広
今はGCN Japanでお馴染みの土井さん。ホビーレーサーの多くに影響を与えた「700TSS/1クール」の考え方などヨーロッパ時代のトレーニング方法が書かれている。後述する「敗北のない競技 僕の見たサイクルロードレース」とセットで読みたい一冊。
ーーーーー
▼ 敗北のない競技 僕の見たサイクルロードレース / 著者:土井 雪広
同じく土井さんの書籍でこちらはレース中の話がメイン。前述の「土井雪広の世界で戦うためのロードバイク・トレーニング」と同様、セットで楽しむのが一番だけどもちろん単体でも十分楽しめる内容になっています。
ーーーーー
▼ 最強ホビーレーサー高岡亮寛が教える ロードバイクトレーニング / 著者:高岡 亮寛
チームメイト高岡さんの書籍。サラリーマンとして働きながらいかに時間を捻出するか、というのが全体的な主旨。それに加え、日々のトレーニング内容の決め方なんかも書かれている。自分含め、高岡さんに1mmでも近づきたいと思ったらとりあえず読んでおく以外の選択肢は無い。
ーーーーー
▼ 最強ホビーレーサー6人が教える ロードバイクトレーニング / 著者:ロードバイク研究会
書籍タイトルそのままで、トップアマに君臨する選手の日常に迫っている。以下に記載の「最速ヒルクライマー5人が教える ヒルクライムトレーニング」と同シリーズ。各選手それぞれのトレーニング方法はそのままホビーレーサーとしての自分達に当てはめる事が出来る。反響の大きかったオススメ本。
ーーーーー
▼ 最速ヒルクライマー5人が教える ヒルクライムトレーニング / 著者:ロードバイク研究会
こちらは上記同シリーズのヒルクライム版。ヒルクライム版といっても基本はロードレースも強い選手ばかりなのでそのトレーニング内容が非常に興味深い事に違いない。ヒルクライマー特有な中身としてウェイトレシオが頻繁に登場する。もちろんこちらも反響の大きかったオススメ本。
ーーーーー
▼ ヒルクライムトレーニングの極意 50歳からでも速くなる! / 著者:村山 利男
元祖山の神である村山さんの著書。毎朝100km走るという意味不明なトレーニング量から始まり、その反面で酒とタバコを愛する姿はまさに異端児。乗鞍6連覇という屈指のクライマーの日常が、村山さん特有の語り口調で書かれていて間違いなく一気読み出来る本。
ーーーーー
▼ 宮澤崇史の頭脳で勝利に近づく! プロのロードレーステクニック / 著者:宮澤 崇史
集団内での走り方や、レース中いかに効率よく体力を温存させるか、など非常に実践的なスキルが多く書かれている。現役時代に走り方が抜群に上手いと表されていた宮澤さんのテクニックが惜しみなく掲載されているので、レースで少しでも上位を目指す人は必読。
ーーーーー
▼ 自分に挑む! 人生で大切なことは自転車が教えてくれた / 著者:猪野 学
チャリダーでおなじみの坂バカ俳優猪野さんの本。台湾KOMの話やチャリダー撮影内のトレーニングなどその舞台裏とか心情を非常に読みやすい文章で書かれてある。高度なトーレーニングなんかは載っていないけど、少しでも速くなる為に奮闘する内容は共感できる箇所も多いはず。
ーーーーー
▼ 世界最高のサイクリストたちのロードバイク・トレーニング:ツール・ド・フランスの科学 / 著者:ジェイムズ・ウィッツ
最新のトレーニング方法、科学的なアプローチにを膨大な量で紹介されている本。最新と言っても2〜3年前だけどこの分野では唯一無二の書籍ではないだろうか。ほぼ全てがワールドチームで実際に取り入れられている考え方なので、ある意味最先端の情報に触れる事が出来る。
+ + + + + + + + + +