不本意な110kmの旅
不本意なとタイトルに付けたが終わってみればこれはこれで楽しい時間だった。走っている最中は突発的な大雨やらで精神的な苦痛を感じていたけど、おかげで不思議な疲労感に満ちた夜を過ごす事が出来た。
いつも通り、早朝の早い時間からカフェに行って朝イチに仕事を。この時間帯が非常に好きで、不平不満をネタに大声で話す主婦達もいなければ出勤前で人も少なく、何よりクライアントからの連絡も皆無なので一日の中でも最も仕事に集中出来る。仕事の70%をこの時間に済ませているといった感じ。
この日は夕方から横浜へ行く予定があったので、朝イチの仕事後に2.5時間程のトレーニング、トレーニング後のすいている時間帯に車で向かい早めに横浜到着、そして予定の時間まではそっちのカフェででも仕事をしようと思っていた。やるべき事をやっていればいつどこで仕事をしていようと誰にも文句を言われない。その環境を好みながら8年もこの生活を続けている。
08.26（月）外練 ／ 4:22'07 110.6km 2,025KJ 214TSS
昼前に帰宅してトレーニングへ。アップダウンのコースで登りは4〜5.5倍ほどを目安に踏み、下りは休むの半インターバル風。平地は3〜4倍を基準に。このコースは下った先に高確率の信号ストップがあるので結局この走り方が一番効率良い。今日も日差しが強く、甲子園で焼け切った肌にもまた日焼け跡が重なった。
60km 120TSS程で帰宅。さてシャワー浴びてさっさと横浜行こうと思い背中に手をやったらそこにあるはずのポーチが無い。家の鍵も実家の鍵も車の鍵も全てがそのポーチに入っている。その他の備品は失っても良いが鍵は非常に困り、結局家にも入れず玄関前で呆然。どこで失くしたのか？と考えたら折り返し地点でのドリンク補給場しか思い当たる場所が無かった。
早速その場所（公園）の管理会社に連絡。届いてない。付近の警察署×2に連絡。届いてない。そうなるとその場にまだある or 道中で背中から落ちてしまったかの二択。間違いなくその補給場ではポーチを触ったので失くしたとすればその場所以降が100%。迷った末にもう一度同じルートを走り直す事に。道に落っこちてる可能性もあるのでタクシーで行くよりも自転車で走っている方が探しやすいはず。
90分エンデューロをゴールしたと思ったら実は3hエンデューロだった、という精神状態。距離が問題なのではなく精神的に色々と辛い。その場まで行ってもポーチがそこにある保証は無く、誰かに盗られていたらその瞬間全てが無駄になる。が、とにかくその場へ向かうしか無いので無心で走る。道中はずっと道の端っこを意識しながら落ちているポーチを見逃さない程度のスピードで。途中、急に大雨が降って来てテンションさらにガタ落ち。なんとか補給場にたどり着く。「頼むからあってくれ」と祈る様にその場を見ると…
あった。
大雨で出来た水溜まりの中に埋もれていたが無事に生還。中身も全て無事で、なんと言ってもこのポーチを見付けた瞬間の幸せ感は2019年一番となるかもしれない程だった。同時に中に入っていたお札が全く濡れていない事によってRaphaの防水ポーチの威力を知る。帰路はヘロヘロになりながら30km。横浜での予定も翌日に変更してもらって色々と事無きを得ながら帰宅。いやぁ辛かった。。。
朝からおにぎり1つとマグオン2つしか口にしていなかったので空腹感の中いい脂肪燃焼にはなったかな？と思いつつ帰宅してすぐにパスタ茹でて食べた。「家に帰れる」というごく普通の事が本当に幸せだと感じた一日。道中は辛かったが終わってみれば楽しい110kmの旅だった。もう二度と、こういう形は経験したく無いけども。
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今月から飲み始めているサプリ。
有酸素運動の向上に役立ってくれれば良いのだが、その前に飲み始めてから便意が半端ない。体内に効いてる証拠なんだろうけどレース中にもよおしたら本末転倒な気も。
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