BLACK ESCAPE

Roppongi Express所属 / 強豪選手たちに囲まれもがき苦しむ日々をブログに

宮古島TRIP Vol.3

1日目
朝一の便で羽田を出発して11時過ぎには宮古島入り。この日は東京が猛暑だった様でむしろ宮古島が避暑地の扱い。今回の旅は予約が混雑していたのか直行便が全く確保できずに那覇経由での往復路となってしまった。到着後はサイクリングしながら昼食を済ませ、その後にトレーニングライドへ。

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それにしても初のスルーアクスル輪行。リアのローターが完全に擦れていて一瞬終わったかと思ったが少し走っていたら自然と修正。調整工具は持っていたものの、やった事の無い処理を出来るのかが不安だったので間一髪で事なきを得た。レース二日前なので軽めに流しつつ、レースコースを逆周する感じで30km 60TSSほど。夜は何度か行った事のある地元の居酒屋で。途中からチームメイトのヤギさんも合流しつつ、最後はキクと飲み倒した。ASS(アルコール・ストレス・スコア)220。

2日目
二日酔い。そういえばキクとの旅行で2日目を二日酔い以外で過ごしたことが無い様な。昼食後にチームメイトのヤギさんと合流してキクと3人で伊良部島から下地あたりを一時間ほどライド。明日のレースに備えて決してペースは上げず、どちからと言えば景色を存分に楽しむサイクリングの様な感じ。それにしても下地の景色は絶景だ。

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夜はビールも4杯にとどめて焼肉屋でカーボローディング。明日のレースに備えて23時には就寝。

3日目
ツール・ド・宮古島に出場。レースレポートは以下より。
レース後の夜(昼)は盛大に飲んだ。チームメイトのヤギさんに連れて行ってもらい、主に地元の人達が集まるコンビニ酒場で飲む。みんな同じレースに出ていた人達なので自転車談義で盛り上がりながら泡盛の回し飲みなど宮古島らしい事も経験。その後はお店を変えて串カツ屋。ここには中尾さんや北野くん、佐藤さんや優勝したジェイなど136km組の主役達が勢揃い。

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擦過傷を体内からアルコール消毒すべくとにかく飲んで盛り上がってお店をハシゴして約10時間。落車による傷が少しずつ痛み始めて後半は色々辛かったが、とにかく楽しかったので全てOK。解散後は大人しくそのままホテルに帰宅。帰宅した記憶は無いが。ASS 250。

4日目
朝から擦過傷が非常に痛む。そして二日酔いのWパンチ。高岡さんに「二日目が一番痛い」と言われていたが見事に痛い。朝から全くテンション上がらずに痛み止めを飲んでようやく普通の状態。傷口を乾燥させるスプレーを大量に補給しながらヨチヨチ歩く。昼前から伊良部島のカフェに行ってレースレポート書いたりゆっくりと過ごしたが自転車には乗れそうもなくホテルで小休憩。ベットのシーツに大量の血をつけてしまって申し訳ない気持ち。シーツ交換不要の札を貼っておいて良かった。

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夜はまた地元の居酒屋に。宮古に住んでいる若者(といっても29歳だけど)と合流して飲みつつこの日もアホみたいに酒を飲む。飲んでいる間は擦過傷の痛みも紛れるのでちょうど良かった。途中でキクが先にホテルへ戻り自分はそこから二時間ほど飲んで帰宅。知らない間にキクのベットでキクに寄り添って寝ていたという根底の何かが疑われる睡眠方法。ASS 300。

5日目
昨日散々飲んだのに不思議と二日酔いがほとんど無い。まあ8時間くらいぐっすり寝れたからな。この日も昼食は伊良部島。体が熱っぽくてしんどいうえに擦過傷が乾ききってしまい歩く度に激痛が襲う。一度も足を運んだことが無かった池間島へドライブなどしつつフライト時間までのんびり。足の腫れと痛みで上下運動が出来ず、この日も自転車は乗れなそう。キクには乗ってきて良いよと言ったが自分に気を使ってくれて宮古島最終日を現地ノーライドにさせてしまった。

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夕方に自転車を積み込んで東京へ。機内の気圧影響にやられてひたすら擦過傷の痛みに悶えつつなんとか帰還。大量に買い込んだ応急処置グッズで正式に対処をしつつ、傷の匂いに反応して度々襲ってくる愛犬と戦いながら就寝。今回も思い出深い旅となった。

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今回のレースで意識不明のまま亡くなったしまった方がいた。同じ自転車競技を趣味としている者として非常に残念であり、同じ落車に巻き込まれ、その現場にいた者として他3名の方の早期回復も祈っています。

競技と落車は切っても切れない部分があるし、勝負事の中で自制心をかけるのは非常に難しい部分もるけれど、やはり安全第一をもっと優先に考えなければいけないなと改めて考えさせられるレースとなった。

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