BLACK ESCAPE

Roppongi Express所属 / 強豪選手たちに囲まれもがき苦しむ日々をブログに

ツール・ド・ひたちなか 100km DNF

結論から書くと40km地点で一度集団から離脱して自転車を降り、コース復帰後は集団の最後尾でヒラヒラしながら計70kmでレースリタイア。着に絡む以前の問題となってしまった不甲斐ないレース。

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レーススタートが07:00という早めに対して会場まで片道2.5時間。なので睡眠時間2時間で自宅は03:30出発。この時期でも当然の様にあたりは暗くてただの真夜中。05:30頃に会場着で受付なり準備を済ます。とにかく寒くて北風が強い。半袖ジャージしか持って来ていなかった事をすぐに後悔。

同じ100kmクラスには同期のクニと2人。マークすべき選手(古谷選手・山本選手・吉村選手)と展開に対する策はある程度事前に会話をしていたのでレース中は自分もその辺りを意識して走っていく事を第一に。前目の整列で07:00キッカリ、マスドスタートでレース開始。

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序盤から内房レーシングの古谷さんが逃げを作りたそうな雰囲気。同時にARCCの山本選手・吉村選手も時折その動きに同調していく。先日のもてぎ7時間でも優勝した古谷選手と、昨年の宮古島で逃げ切り優勝を飾った山本選手が関わる逃げはクニがすかさずチェックに入ってくれる。この二名+クニが一緒に入る逃げには自分も後方から反応。そのままクニを交えて逃げが出来れば良し。自分が反応する事で集団も付いてきてしまうがそれでまた振り出しに戻るのも良しと考えていた。逃げを許した後に集団がどれだけ追走出来るかが未知数な為、超強力な面々での逃げには自分も乗りたかった。そんな繰り返しで序盤はインターバル多め。

この日は風も強く、クニや含めた逃げを作りたい方々が常にマークされてるので全く逃げが決まらない。この辺りは150km&200kmクラスに対してラップタイムが30秒程早かったらしいと放送席の実況で耳にする。あまりに決まらないので途中からはクニを含めた優位な逃げをサポートしようと集団先頭付近で細かな動きを仕掛けてみる。が、それでもことごとく吸収されていた。

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それとは別に開始10kmで左膝が痛み出す。数日前からなんとなくの痛みはあったが特に気にしてなく、今日のレースも2.5時間で終わるので問題無いだろうと思っていたのだが高強度のレースになると話は違った。フレームが変わった事でのポジションにまだ慣れきっていないのか、はたまたテンション上がってスプリント練を余計に繰り返していたからか。

20km経過時点でクニに「今日ダメかも」と一言伝えておく。それでも目の前に集団があればそこから離れたくはない訳でそのまま40km地点へ。RXのサポートジャージを着て走っていた吉村さんと挨拶&会話をしていた矢先、Uターンの立ち上がり付近で突如激痛が走る。一瞬で完全に踏めなくなって直後に集団から離脱。ホームストレートまで2.5km程なんとか走って一旦自転車を降りストレッチ。ああ、レースが終わった。

数分でコース復帰したもののロクに走れなそう感が満載。付近を走っていた集団に乗っけてもらいゆっくりと走りつつ、とりあえず先頭集団にラップされるまではコースに残ってクニに謝罪を。その後は集団の最後尾で4周ほどフラフラと走って自主リタイア。無念、とかの感情も無い程の虚無感。何やってんだか。

原因はある程度分かっているので気持ちの切り替えと共に膝も早々に回復させ、次回以降は最低限の事をしっかりとやっていかねば。身体の不調でのレースリタイヤは誰の責任でもなく、100%自分の責任だ。レース後は写真を撮ったりしてゴールまで見届ける。優勝はARCC山本選手が逃げ切り。終始強かった見事なレース。

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あまりに自転車に対して申し訳ないのでいつもの3倍の時間をかけて洗車&整備。自分の元へ来た事を後悔させない様な走りをしていかなければ。というよりいつまで経っても結果が出せない。

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