BLACK ESCAPE

Roppongi Express所属 / 強豪選手たちに囲まれもがき苦しむ日々をブログに

もてぎ 2時間エンデューロ ソロ 26位(年代別6位)

 約2年ぶりとなるもてぎエンデューロに参加。といっても2年前はチームで出ていたので先頭集団で走る機会は一度もなく、実質もてぎでのきちんとしたレースは初。4年前くらいにも出たことがあるけどその時は先頭集団とか遥か彼方の存在だったな。という訳でコースレイアウトは頭に入っているけど集団の強度などは未知の世界。

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前日はGWの渋滞を避ける為に現地付近で前泊。スタートが午前中なら早朝に出れば良かったけど今回は14:10というなんとも中途半端な時間帯で、早朝に出ると早すぎるし、ゆっくり出ると渋滞に間違いなく捕まる。前泊が一番安全でメリットも大きかった。ちなみに今日は地元の友人達を含めた「ソロエンデューロ初参加」な人々を含む総勢8名で現地入り。普段からトレーニングしている人もいれば、ポタリングを楽しんでいる人、そして謎に走れる女子まで様々な面子が集まった。みんな緊張している様子でその雰囲気が懐かしい。

なお、余計な内容を省いたレースレポートは以下で公開しています。7時間カテゴリで2位になったもやっしーさんと4時間カテゴリで総合優勝したキクのレポート、同日に違うレースを走ったチームメイトのレポートなどレース内容が全てまとまっているのでぜひ見てみて下さい。

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朝はホテルでゆっくり過ごして11:30会場着。既に出走している4時間・7時間クラスのチームメイトを観戦しながら談笑&準備&アップなど。朝から天気が不安定で肌寒く、小雨も降ったり止んだりを繰り返していてユニフォーム選びが難しい。出走前にはイナーメオイルで少しでも暖かく。レーススタートの直前で4時間組のレースが終了。キクが見事優勝との吉報。ゴールの瞬間は軽量化に励んでおり見れず。

26位 / 2:05:30.630 81.1km 1,604KJ 184TSS Ave.39.0km/h Ave.210w NP247w Top+0:03.437 ※ストップボタン押し忘れのゴール後流し含む

特に整列はせずゆっくりとスタート地点へ向かい整列は後方。いつもの様にローリングで先頭へ出てそのまま前方をキープしながら他の選手の動きを静観していく。今日は出来るだけ省エネを意識。たまに先頭交代で踏みすぎる人などは無理に合わせず、一定の出力で車間を詰める様に心掛けて余計なインターバルを回避。同じ様に集団内でもひたすらエアロポジションを保って走り続けた。Dedaのハンドルに変えてから本当にエアロポジションの維持が楽になった。

個人的に注意していたのは複数人がしっかり走れそうな3チーム。この各チームの選手が計2名以上含めて逃げに出ようとする際はすかさずチェックに入り、そのまま逃げが決まったら自分も乗っている様な体制にしたかった。反対に単独での逃げは静観を決める。チームメイトがいないのでこの辺の判断は非常に気を使っていた気がする。序盤から散発的なアタックはあるものの、集団がペースで走っていればそのまま吸収出来ていた。

結局終盤まで吸収を繰り返し続け大きな逃げもなく残り3周へ。ここからは全てのペースアップに反応しつつ、行けそうならそのまま集団から抜け出たい。レースを振り返れば、ここで自分から仕掛ける勇気を持てば良かった。その勇気と自分に対する自信が無いのが弱さなのだから結果論にもならないけれど。

この地点で7〜10名くらいのパックが登りで先行し距離が空く。いずれも序盤から前で逃げを狙っていた面々だったが、これまでのレース展開だと集団で走れば残り14kmの中で確実に捉えられると思い自分はブリッジせず。集団も同じく容認の様子で、終盤を考えると出来ればここは距離を保ちながら前方の7〜8人を疲れさせたいと思っていた。結果的には同一周回で前方は捉え再度振り出しに。残り2周。この周回はゴールに向けた温存が始まり軽い牽制があったくらい。大きな振い落としも無かった。

ラスト周回。登りでも集団のペースは上がらず、自分から仕掛けようかと悩む。レース後にチームメイトの神田さんから「経験が浅いうちは、いけると思った時先手先手で動いてみる方がいい」と教えてもらったがまさにこういった場面の事だったんだろう。もっと積極的にならなければいけないな。

下りからのトンネルを抜けて最終コーナーへ向かう途中に1名がアタック。これによって集団が一斉に活性化し、最後は30名程の集団でスプリントゴール。残り100mでズブズブに抜かれ26位となった。

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終始、これで良いのか?このままで良いのか?という考えに迷い続けた2時間だった。普段よりスピードが遅く感じる程に調子は良かったのに、終わってみれば仕掛ける勇気もなく、得意でも無いスプリントへ持ち込んでしまったという散々な結果。経験を積んでいく、というよりは実際に動いて試していかなければいけない所だ。

レース後は同じ時刻にレースを終えたもやっしーさん(7時間 総合2位)、キク(4時間 総合優勝)のチームメーイトと談笑し、初エンデューロを走りきった面々とも談笑。驚いたのは女子カテゴリで走っていたユメ氏が初レースで堂々の3位表彰台だった事。未だ表彰台乗れて無い自分を初戦で簡単に超えていかれた。色々と死にたくなる。いつもだけど。

表彰式を見届けてみんなで夕食を食べて帰宅は22時。
レースというより移動疲れで死んだ様な眠りについた。

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