BLACK ESCAPE

Roppongi Express所属 / 強豪選手たちに囲まれもがき苦しむ日々をブログに

富士チャレ 100km 順位なし(レース中止)

5:20起床、5:30出発。東京は見事な晴れだったけど富士に近くにつれ雲行きがどんどん怪しくなっていく。足柄過ぎた頃には小雨と大雨を繰り返す天候で完全にテンションガタ落ち。レース開始は3時間後なのでそれまでに止むことを願ってゆっくり準備。今回RXからは200kmに高岡さん・西山さん・秋葉さんの3名、100kmには永瀬さん・神田さん・タカミ・遠藤さん・自分の5名、そしてゲストライダーで走るヤマケンさん含め総勢9名と大所帯。マネージャーの根崎さんもいるのでジャージは10枚が集結。楽しい。

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雨が一向に止まないのでアップは一周のみ。それでも一瞬でズブ濡れになる程の雨量だった。既にシューズまで濡れているのでVELOTOZEは着用せず、イナーメのレインジェルのみ軽く塗る。ジェルを塗りすぎると日差しが出た時にかなり暑くなると聞いていたので少量しか塗らなかったけど最後まで雨は止まなかった。それでも水弾いてくれるのは非常に良い。

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整列待機の場所がイマイチよく分かってなかったけど気付けば最前列。スタート前にセレモニーをやっていたけど話の内容が全く入って来ない程待機中は寒かった。

順位なし / 1:34'28 59.0km 1,129KJ 150TSS Ave.37.5km/h Ave.199w NP258w / ※ローリング&ダウン2周含む

ローリングから容赦なく大雨が顔面を直撃。特に第一コーナー後の下りは大きな向かい風になるのでもはや拷問。OGKのヘルメットに合わせるシールドを持って行っておらず、普通のアイウェアで走ったけど雨の日は迷わずシールド一択だなぁ。とにかく視界が悪くて色々と苦労した。

富士チャレのコースは非常に苦手で、毎周回ごとの登りをどうクリアし続けるかが自分にとっての全て。8月の怠けで体重増となっているので登りと違い下りは踏まなくても勝手に番手上がっていき、登りで下がっていく番手を下りで調整していく事の繰り返し。雨のリスクを考えると下りで調整するのはあまり良くないのだろうけど登りでズブズブ抜かれてしまうので致し方ない。出来るだけ一定のパワーで走る事に専念する。大きな逃げも出来ず序盤から中盤まで集団一つのまま淡々と50kmを消化。この時点で最後まで集団で過ごす事は問題無さそうだけど、終盤に仕掛けられるアタックに反応したり最終局面の勝負に絡める足は残らないだろうなという感じだった。

レース開始から約1.5時間経ったこの辺りで「あと20分後に全種目のレースを一斉に中止する」というアナウンスがスタッフから伝えられ、正式なレース中止が決定。途中からサーキットが川の様になっていたし、視界が悪い中での下り70km/hリスクを考えれば運営側の妥当な判断だと思う。というより朝からひどい雨だったけど、それでも出来る限り実施しようとしてくれた事に感謝。レース中止のアナウンスがかかってからは集団も崩壊し、自分も残りの時間をクールダウンレベル過ごして終了。ツール・ド・北海道に向けて万全に仕上げていた遠藤さんと話していたらだいぶ余裕があったらしい。というか同じ100kmの永瀬さんやタカミも調子良さそうに見えていた。自分は死にそうだったけど。

去年はメカトラDNFで終わった富士チャレが今年は豪雨で中止となぜかまだ完走出来ていない。いずれにせよレース全体を通して大きな事故も無く、今回もチーム全員が無事に終えた事が何より一番だ。個人的な反省点はいくつかあるけどそれは胸の内に。何か特別に不甲斐ない部分があった訳でも無いのだけど急に変なスイッチが入ったのかモチベーションが急上昇したレースだった。

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雨の日の使用はあれどレースでは初使用のMavic YKSION Pro UST+Roval CLX50の組み合わせ。YKSIONはコーナーでも全く恐怖を感じずに過ごせたので好印象(5.5bar)。Rovalは晴れでは最高だけど雨になるとブレーキ(SWISS STOP)がとたんに効かなくなるので非常に怖い。当て効きは全く役割を果たさず。

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