BLACK ESCAPE

Roppongi Express所属 / 強豪選手たちに囲まれもがき苦しむ日々をブログに

旅と休暇とTrainingPeaks

2泊3日で東京を離れていた。そしてその3日間は自転車を持って行かず、すべての時間をリフレッシュに充てて完全休養にした。3日連続で自転車に触れもしなかったのはいつ振りだろうか。おかげで帰省してから乗った最初の自転車は非常に楽しかったし、疲労のひの字もない完全なリフレッシュ状態となった。自転車に触れない時間でいろんな事を考え、いろんな思い出を記憶の中に付け加えた。

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同時に東京を離れたその瞬間からTrainingPeaksを絶った。絶ったと言ったら語弊があるか。有料プランはそのままだしアプリを削除した訳でも無いからデータはこれまで通りに裏で蓄積されていく。ただ何というか、単純に見るのを辞めた。特にCTL。データの閲覧は完全に習慣化されていたので今も気にはなっているけど、少なくとも7末までの1ヶ月は断とうと思っている。

TP導入からCTLを中心に自己管理ツールとして使って来たけど、少し前から「強くなる為の練習」ではなく「TSSを稼ぐ為の練習」になっている気がしていた。TSSの蓄積によってCTLが上っていく事は日々のモチベーションにもなるし非常に良いのだけど、そのTSSに縛られすぎて本来の目的とは違う何か別の方向へ向かってしまっている様な感覚。何より日々AM0:00にリロードされるCTLで一喜一憂するのが億劫になってしまった。個人的には体重計と同様、ある意味最高のツールで、ある意味最高の呪縛。同時にATLも気にしない事に。

もちろんTrainingPeaksを絶ってもトレーニングを日々継続する事に変わりは無い。当面はCyclo-SphereとStravaで過ごすというだけ。どこのコースをどの程度の負荷で走ったらどれくらいのTSSになるのかは概ね分かっているので自分の基準としているTSS/dayが不足する事は無い。その蓄積は変わらないけど直近のCTLは知らなくてもいいかなと。かと言ってツール・ド・沖縄前には間違いなく活用する事になるけれど。

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ツール・ド・宮古島が終わってからの3週間に色々な出来事があり過ぎて日々の細かな記憶を完全に失っている。仕事が忙しかったというのとは違う、また別のもの。8割は良い出来事で、1割は日常そのままで、残りの1割は悪い出来事。人によっては日常の8割が悪い出来事と捉えるらしいので、それと比べれば良い時間を過ごせているか。

今日も走る、明日も走る、明後日も走る。まだ視界には入ってこないけど、その蓄積の先に初勝利があると信じたい。