BLACK ESCAPE

Roppongi Express所属 / 強豪選手たちに囲まれもがき苦しむ日々をブログに

春のしもふさクリテ 120分エンデューロ 17位

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今日のレースはLAP CLIPが全てを物語っている。最初は良かったけど終盤で失速してそのまま終了。本当はブログにも書きたくない内容だけどこういう結果と向き合っていかなければ何も進まないよな。

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17位 / 02:01'09 82.5km 1,454KJ 211TSS Ave.40.9km/h -3Lap

4:20起床、4:30出発。GW最終日なのである程度の渋滞を予想して早めに家を出たのだけどあまりにもスムーズに進み5:45には会場到着。スタートは8:00でだいぶ暇なので少し走りに行く。と言ってもレース前なので景色見ながら足を目覚めさせる程度で。受付を済ませてそのまま試走へ。噂には聞いていたが落車が多いのもうなずける。コースが狭い&短いうえにアップダウンもほとんど無いので高速レースになるのは必然で、この中を150人も走り周ったら落車も多発するだろうなという第一印象。1.5kmのコースをマイペースに10kmほど走って開始時間までゆっくり過ごす。天気予報通り快晴で暑い、絶好のレース日和。

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スタートはチームメイトの西山さんと最前列から。ローリング以降もポジションは下げずに前方で過ごしつつ、途中からは普段より人数多めなマトリックストレインにベタ付きで周回を重ねていく。スタート直後の第一セレクションがかかっているはずなのだけどマトリックスの安定感が半端無いので全く足を使わずに居心地良く過ごせていた。このベタ付きのおかげで序盤はLAP CLIPで1・2位通過が多発。意味無いけども。

基本的に落車回避やインターバル回避で前目にいたのもあるけれど、それとは違う部分でコーナーなどはなるべく前走者のイン側に寄って走る様にしていた。万が一目の前で落車が起こっても確率的には外に転がっていく方が高いはずだから出来る限りの危険回避はしておきたい。結局違う箇所でおわや落車に巻き込まれそうだったけど、レース中の意識としてはこういう部分をしっかりと持っていたいと思う。そんなこんなで自分の前にはマトリックス、後ろにはチームメイトの西山さん。なんとも心強い。

開始から40分経過で微妙なペースアップが起こり1時間が経過した辺りで先頭集団は19名とのアナウンス。ここまでは何も問題無くクリアしていたのだけど、この辺りからなんの予兆も無く左骨盤の裏側に激痛が。練習時にも起こった事が無い痛みで全く原因も分からず、ただただ悶えながら周回を重ねるのだけどこの影響からだんだんとキツくなってきて前との車間が頻繁に空いてしまう様に。走っている最中はセレクションによる終盤のペースアップだと思っていたのだけど、後でデータを見たらベースで走っている中で確実に自分が踏めなくなっていただけだった。1時間20分が経過した頃、完全に足が止まってしまい先頭集団からドロップ。残りの水を定期的にぶっ掛けて10分後になんとか走れる状態にはなったもののその間にLAPされた集団を追いかける気力も無くなってしまっていた。暑い中で水は完全に無くなってしまったけど、残り30分なので我慢は出来るだろう。

ここからはおそらく第2集団であろうグループに交ざらせてもらい残りの周回を淡々と過ごし、もはや順位は関係無くなっていたので最終周回は端に寄ってそのままゴール。内に秘めていた「結果を残す意思」が今回のレースに向いていたのに最後はいつもと同じ様な順位で中途半端に幕を閉じた。ただ、これが現実の結果だし自分の責任以外の何物でも無いのだからきちんと受け止めるしか無い。

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一緒に走ったチームメイトの西山さん(このレースのディフェンディングチャンピオン)は見事4位。本人は納得していない様だけど自分からすれば十分だ。毎度毎度、レースへ出る度に「今回もダメだった」という感情を胸に車を走らせ帰路に着く。その帰り道のの脱力感を持った時間が一番苦痛で心折れる瞬間なのだけど何故か、気付けばまたレースにはエントリーしているし自転車にも跨っている。自分の知らない心の奥では自転車競技が好きなんだろうか。

まずは今日のレースも無事に終える事が出来て良かった。次のレースはツール・ド・宮古島の84km。さらに過酷なレースになるはずだけど、次回もまた全力で戦おう。

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