BLACK ESCAPE

Roppongi Express所属 / 強豪選手たちに囲まれもがき苦しむ日々をブログに

大磯クリテリウム第6戦 エキスパート 17位

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エキスパートのレースは午後からなので朝は目覚ましもかけずにゆっくり起きる。湯船に浸かったり準備を終わらせたりしてスタート3時間前に会場入り。今回も試走はするつもりは無かったので受付だけ済ませて早々にアップへ、と思ったら昨日チューブレス化させておいたRovalが来る途中にスローパンクしていた。修復しようと試みるも現地では限界があり全く使える状態では無いのでいさぎよく断念。ブレーキシューとスプロケを付け変えて今日はアルミホイールで出走する事に。

アップは会場から江ノ島方面へ20km程走って最後に小さな坂で数本もがき。本当はレース前に練習兼ねて多少の距離を乗りたいと思って少し早めに来たのだけど、ホイール修復&交換で予定より時間が少なくなってしまったのでそれは叶わず。少し休んでから着替えを済ませて今シーズン初のセパレートワンピで招集場所へ。

17位 / 32'12 21.2km 410KJ 55TSS Ave.40.2km/h +00:11.781

ローリング後から割と一列棒状でレースが進む。途中緩む事もあるが全体通しての強度は先月より高かった印象。後で確認したら実際にリザルトは前回比でアベレージ+3km/hだった。チームメイトもいないので基本的には前に出ず集団内で静観し、複数名を抱えるチームに展開はお任せする事に。最後まで大きな逃げは成立しなかったのだけど、Raphaジャージの選手が度々逃げを試みている様で、そこに3〜4人が同調し始めたらその際は自分も乗っかろうと思っていた。

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レース中は最初から最後までエアロフォームを維持して省エネしつつ、各コーナーは前回のレース後に神田さんから教えてもらったアウト側のラインを意識する。人数重なる場合の各コーナーはアウト走ることで落車リスク軽減にもなるし、その辺りはさすが神田さん、1レース見ただけで的確に課題を指摘してもらいとても収穫になった。

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自分から何か動きを作る事もせず淡々と周回をこなして気付けばあっという間に終盤へ。残り4周回あたりから少しずつ番手を上げて残り2周。ここで1名がペースアップし追走1名含めた2名が先行、集団と2秒くらいの差を空けた形で最終ラップへ入ったが結果的にはここが勝負ポイントだった。バックストレートで集団が捕まえるだろうと思っていたが差は中々縮まらず、終盤で足も重く自分で動く気力も無いまま最終コーナを回りズブズブ抜かれて17位。前回とほぼ同じ順位で終了。

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大きな反省点があったというよりは終盤のキツイ段階でもう一踏み出来たか出来なかったかという自分の意思によるものが最後の結果となった様に感じる。レース中はキツイ中で余裕もあったし割と冷静にいれたので順位は別として前回より内容は良かったのだろう。次回の最終戦にはまだエントリーしていないのだけど、短期間で同じレースを何度も走れる機会もそうそう無いので出走する方向で検討中。今日も自分にとって勉強となるレースに参加できて良かった。

写真は全て数馬さんに撮って頂きました。素敵な写真をありがとうございます。

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エリートクラスに出走していたチームメイトのキク(僕にとっては仕事仲間であるし親友でもある)が単独落車でレース後に救急搬送。外傷はひどいが不幸中の幸いというべきか意識もハッキリしてるし脳や血管などの神経系には傷が無いようでひとまずは安心だけどその痛々しい姿を目の前にするとやはり心配に。他チームの選手はもちろんRXメンバーを巻き込む事も無かったので二次災害は避けられたけれど、改めてロードレースが危険と隣り合わせである事を再認識させられた。(僕が出走したエキスパートクラスだけでも3回の落車があった)

キクは一時離脱になるがまこっちさん同様、化け物級のモチベーションで早々に戻って来る事だろうからその辺りは心配していない。回復したらまたアホみたいに酒を飲もう。